ワイン会の造り手の御紹介
Domaine Laurent Pere et Fiis
ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス
ドミニクローランは元々お菓子職人で、本職を投げ捨てて1988年から
ワインの世界に入り始めました。
いまやブルゴーニュ屈指の醸造家として知られるドミニク・ローランが、
その息子ジャンとともに開始したドメーヌ。
ニュイ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンなどに約4ha を
所有し、2006年産よりリリース開始。
2007年にはニュイ・サン・ジョルジュに3ha の畑を購入し、
フラッグシップとも言うべきブルゴーニュ・キュヴェMCMXXVI をリリース。
また、念願だったプルミエクリュ、「ムルソー・ポリュゾ」の畑が加わり、
ラインナップは全10種類になりました。
ジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。
6年前から父ドミニク・ローランの元で働き始め、ドメーヌの
ワイン造りを担当しつつ、家族だけに伝えられるドミニク・ローラン秘伝の
醸造スタイルを継承しています。
栽培はビオディナミを用い、栽培した葡萄は除梗せず、アルコール
発酵に回します。
毎年少しずつ買い足される畑の選定基準は樹齢が古いこと。
樹齢80年程の古樹が中心です。ぶどうは除梗せず全房発酵され、
SO2は瓶詰め時にわずかに用いる程度、補糖は一切行いません。
ドメーヌでは新樽比率を抑えたエレガントなワイン造りを行っています。
新樽に拘らなくなった理由として、理想とする樽を自身で作り出す事に
成功しているから、という話もあります。
2009年産より、引退するエジュラン・ジャイエより畑を購入し、
ドメーヌ・ローランにも遂にグラン・クリュが加わります。
2016年03月24日 11:39