~~2009年ブルゴーニュ特集~~ |
今回提案させていただくワイン
今回のワイン生産者情報 |
http://ja.veneziaeventi.com/rubriche/notizie-ghiotte/cantine/1664-azienda-casa-caterina#.VtF2TfmLSUk
●カーサカテリーナ
「冷やさないと欠点が見えてしまうスプマンテを造っているつもりはない。」
輸入元資料より抜粋
イタリアのスパークリングを変えた革命児「カーサ・カテリーナ」。ジェロム・プレヴォーやジャック・セロスの考え方に共感しており、SO2をほとんど使用せず、葡萄本来の力強さ、複雑味をナチュラルに感じることのできるワインを造っています。
http://hasumi-wine.co.jp/SHOP/41789/41800/list.html
●フェルナン・エ・ローランピヨ
「素晴らしい酸の位置と、絶妙なミネラル感」
輸入元資料より抜粋
目を見張る素晴らしいバランス力があり、すこぶる長い余韻を誇るワインを造る「フェルナン・エ・ローランピヨ」。熟した洋梨などの果実や、リッチでボリュームを感じる旨みが口いっぱいに広がります。
http://www.vinpassionco.com/producer/producer-026/
●コシュ・デュリ
「ムルソーの魔術師」
輸入元資料より抜粋
様々な異名を持つ珠玉の生産者「コシュ・デュリ」。初代からのワイン造りを続けており、樽での長期熟成を行っています。熟した洋梨などの果実や、ムルソー特有のナッツの香ばしさがスマートに感じられます。
http://www.wine-echigoya.com/SHOP/mcmxxvi.html
●ドメーヌ・ローラン
「日々生きていく」
輸入元資料より抜粋
ブルゴーニュ屈指の生産者で知られるドミニク・ローラン、その息子ジャンとともに立ち上げたド自然派ドメーヌ。樹齢80年ほどの古木が中心で、上品で柔らかく、滑らかでエレガントさが際立っています。
http://item.rakuten.co.jp/wineholic/2021/
●ミュニュレ・ジブール
「19年間ずっと、軽く飲めるワインを造っています」
ワイナート41号より抜粋
知的で純粋で乱れがなく、しなやかで洗練された芸術のようなワインを造る「ミニュレ・ジブール」。心地のよい強さのある複雑味たっぷりの香りはとてもエレガント。艶やかで気品あふれる極上の味わいです。
http://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10107700/
●ロベール・グロフィエ
「ライバルである他のブルゴーニュの栽培者たちは、
彼のブドウに畏敬の念を抱いている」
輸入元資料より抜粋
丁寧なブドウ栽培を行い、ブルゴーニュを代表するワインを造り続けるトップ・ドメーヌ。美しい果実と膨大なミネラルを感じ、豪華で熟したタンニンと各要素が充実しております。エレガンスパワーに満ちた味わいです。
春の風が快い季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか
いつもお世話になります、尾張屋の住廣です。
今回久しぶりのワイン会となりましたが、
2009年のブルゴーニュを村別で飲み比べるという企画です。
2009年というビンテージは
小泉曰く
「温暖でたっぷりとした果実味があり、ふくよかでどこか温かみのある味わい」
だそうです。
まさに春の陽気漂うこの季節にピッタリのビンテージとなっています(^^)。
浮き足立つ、そ・の・ま・え・に
皆さんお楽しみの☆「ちょこっと勉強コーナー」☆
・・・・・は僕が体調不良だったため今回お休み致します。
楽しみにしていた方々、本当に申し訳ないです(><)
・・・・・誰も楽しみにしてなかったよ、というコメントは聞かなかったことにしておきますね(笑
しかし今回のコメントは、ワイン担当・小泉が致しますので期待してください。
では、アピリティフのスプマンテから・・・・・
No.1 Brut Rose Antique 2002カーサ・カテリーナ
様々な赤系ベリーの香りに、少しスパイスのニュアンスも広がります。香りの段階から深みを感じられ、複雑なアロマが溢れてきました。味わいはふっくらとした赤系果実に上品な酸を感じ、甘酸っぱく魅惑的。
No.2 Chassagne Montrachet 1er Frairandes 2009フェルナン・エ・ローランピヨ
よく熟した洋ナシや赤りんごの蜜を感じ、白いスパイス、丸みを帯びたミネラルが一体となり広がります。味わいの密度も高く、伸び伸びとした酸味とたっぷりの旨みを含んだ果実とのバランスも良く、今とても素晴らしかったです。
No.3 Bourgogne Blan2009 フランソワ・コシュ・デュリ
洋ナシや赤りんごの熟した密度ある果実の香りに、豊かなしっかりとしたミネラル香が感じられます。2009年らしいたっぷりとした果実のふくよかさに、彼が造る壮大なミネラルがようやく角がとれ始めており、偉大な味わいの片鱗が現れ始めていました。
No.4 Nuis St Georges 1er Aux Damodes 2009 ドメーヌ・ローラン
どこまでも旨みに富む味わいで、つくづくドミニック・ローラン氏の偉大さを再確認。柔らかくもありしっかりとしたエネルギー感ある果実味に、上品で優しい酸が存在しております。とても優雅でヴォーヌロマネ側の畑らしいフィネスと品格を備えた、素晴らしいワイン。
No.5 Bourgogne Rouge 2009 フランソワ・コシュ・デュリ
しっかりとした密度と集中力ある果実と酸が一体となり現れており、ミネラルは次から次へと溢れてきます。白同様、酸とミネラルが太く存在し、力強い果実が包み込んでいます。まだまだ本調子ではないと思いますが、今でも美味しくまた偉大さを感じさせてくれます。
No.6 Echezeaux 2009 ミュニュレ・ジブール
とにかく質感がシルクのように細かく滑らか。すべすべした果実味がスムーズに広がり、品のある酸と優しい旨みを伴った果実味とのバランスは秀逸。どこまでも続く心地よい風味には脱帽です。ずっとこの味わいを楽しみたいと思わせる魅力にうっとりとさせられます。
No.6 Bonnrs Mares 2009 ロベール・グロフィエ
複雑で力強い果実と、適度で心地よい酸が今すでに一体となっており、少し熟成からの深みをも感じさせてくれます。全てにおいてレベルが高く、絶妙にバランスし、風格ある味わい。女性的な丸みよりも男性的な骨格を感じるボンヌマールです。
と、いつもでしたら、ここで終わりなのですが・・・・・
今回は、番外編のワインも紹介したいと思います♪。
いったい何が出たのでしょうか(^^)
楽しみです。
番外編 1
ボーヌ・1er・クロ・デ・ムーシュ・ブラン 2001 ジョセフ・ドルーアン
ふくよかでコクのある果実と蜜のニュアンスも。白いスパイスがアクセントに心地よく香り、まろやかな酸とのバランスも良く、今まさに美しい姿をしております。フレッシュさと熟成によっての深みが共存し、飲むタイミングによって表情が変わりとても楽しいワイン。
番外編 2
ヴォルネイ 1978 ジャン・ジトゥーゼ
1978年とは思えないほどまだフレッシュさが残っており、心地よい酸と優しく包み込む果実のバランスよく、ドライフラワー(バラ)やドライフルーツの深みある味わいが広がります。
番外編 3
シャトーヌフ・デュ・パプ・マリーブリエ 2006 アンリ・ボノー
先月にお亡くなりになられた本当に偉大な、フランスワインの生きる伝説的な造り手です。追悼の意味をこめ、皆さんと一緒に楽しみました。
力強くボリュームがあり、複雑性に富む果実と穏やかな酸が広がり、スパイシーでたっぷりとした旨みが加わります。まだまだ若さを感じますが、秘められた壮大なエネルギーを感じ、とてつもなく偉大なワインだとわかります。
他に類を見ない個性と、土地の特徴を反映したワインが一つなくなってしまって残念です。
以上が今回のワイン会で、飲んでいただいたワインです。
このように色々な番外編が登場しますので、またの御参加&初めての御参加、心よりお待ち申し上げております。
尾張屋
住廣 亮介