桜も満開!春,爛漫の候,ワイン会が始まりました。 2001年ボルドー・グラン・ヴァンの面々です。
まずセカンドワインは グラスに注ぐと すぐに開いて 果実の香りが立ち昇り,果実味,酸味,渋味が練れて また,バランスよく 素直に 美味しいワインへと移り変わってきています。現在,ゆっくり楽しめるワインです。その中でも やはり プティ・ムートンは 凝縮感、コク,厚みを持っていて 評価の高いワインでした。 ファーストワインは すべての要素が複雑に絡み合った厚みのある 香りがジワーと漂い始め,口当たりはとてもまろやか。濃いビロードのようなワインが 口の中一杯に満たしていきます。そして 豊かで エレガンスな長い余韻へと 続きます。現在でもゆっくり時間をかけて 楽しめる素晴らしいワインです。 そして・・・・番外は,最初にワイン会の前奏として 当店スタッフ提供の スイスのジュネーヴで買ってきました,"シャスラー種"の白ワイン。 ドイツとスイスで使われている珍しい白品種です。 白い花や 柑橘系の香りが爽やかに立ち昇り,スッキリした中に ハーブ系の後味が余韻として残ります。 ハーブを使った前菜や サラダに合いそうです。 赤は"ピノ・ノワール種"と"ガメイ種"の混醸。 果実味が生き生きとして 新鮮。透明感のあるワイン色がキラキラ光り,フルーティでチャーミング。ピノとガメイの良さが軽やかに楽しめ,乾いた喉を心地よく潤してくれました。 香りはピノに近くて,味はガメイが強かったです。エチケットがいかにもスイスで 可愛いと評判でした。 2001年グランヴァンを味わった後,お客様よりのご提供! 1986年の コス・デス・トゥールネル,CH・ピション・ロングヴィルラランド,CH・デュクリュ・ボーカイユ を,楽しみました! テーマワインの 最高の年の1つとの評価の高い年の オールド・ヴィンテージワインです! 20年の熟成を経たとは思えない 濃いガーネット色で 熟成香が漂い 永い 熟成によって まろやかで 複雑な味わいが広がり,余韻が いつまでも 続いていました。 永い眠りからゆっくり目覚めて来ましたので,大きいグラスでゆっくりとした気持ちで味わえたら もっと もっと 偉大なワインの良さを感じ取れたのでは・・・・との声もありました。 素晴らしい余韻に包まれ,話も弾んできた所で またもや 違うお客様より 白ワインの番外が。 ブルゴーニュ産,コルトン・シャルルマーニュ2001年(カピタル・ガニュロ)。 透明感と艶のある黄金色。樽香と凝縮した果実味が一体になり,厚みのあるまろやかな口当たり。口中一杯に満たすボリューム感,心地よい余韻が ずーと続く(本当に長い!)またまた,偉大なワインの登場でした。時間が経つのも 忘れ,身体一杯 至福のワインに包まれたひとときでした。
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