初秋の柔らかい陽射しと気温の中で 行なわれた古の素晴らしさを感じ入ることが出来たワイン会でした!

今回のテーマは ◇ルモワスネ社 蔵出し貯蔵ワインspecial

BOURGOGNE RENOMMEEブルゴーニュ・レノーメ 2000(白)

PULIGNY MONTRACHET 1er LES CHAMPS GAINピュリニ‐モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・シャン・ガン 1993(白)

PULIGNY MONTRACHET 1er LES CHAMPS GAINピュリニ‐・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ・シャン・ガン 1989(白)

SANTENAY 1er CLOS DE  TAVANNESサントネイ・プルミエクリュ・クロ・ド・タヴァンヌ 1985(赤)

SANTENAY 1er CLOS  DE TAVANNESサントネイ・プルミエクリュ・クロ・ド・タヴァンヌ 1978(赤)

MOREY SAINT DENISモレ・サン・ドニ 1969(赤)

VOSNE ROMANEEヴォ‐ヌ・ロマネ 1969(赤)


まずは ブルゴーニュ・レノーメの2000年から。少し 黄味がかった透明感のある色合い。7年の月日を経て 喉越しがスムーズで素直に美味しいワインでした。
次に ピュリニ‐・モンラッシェ・1er・レ・シャンガンの1993年と 1989年の飲み比べ。
同じ造り手,同じ畑なので 雰囲気はは凄く似ていました。1989年の方が熟成感はありましたが 2本とも輝きのある黄金色ですべての要素が練れ,粘性があり,なめらかで口の中にふわ〜と 果実味と複雑味が広がってきました。これから数年が 飲み頃ではという声がありました。また 香りが とっても甘い香りがして 味も極甘ではないかと疑う程でした。辛口ワインには珍しいほどの うっとりするような 甘い香りでした。

サントネィ・1er・クロ・ド・タヴァンヌ 1985年は 透明感のある 少し 褐色がかった赤色がして ベリー系の果実味が柔らかく立ち昇り,練れた味わいが 口の中に広がりました。余韻はとってもエレガント。
また,1978年は 1985年と比べて 一段と繊細。低温貯蔵でゆっくり ゆっくり熟成してきたのでしょう。素晴らしいヴィンテージの成長した姿に感激しました。まだまだ 楽しめるワインです。
あるお客様は 『究極の選択だと 香りは1978年 味は1985年。決められない!』とおっしゃってました。
モレ・サン・ドニ 1969年と ヴォ‐ヌ・ロマネ1969年は ポテンシャルの高いワインが 完璧な保存によって素晴らしい姿に移り変わってきたことを驚かされました。エレガントなワインとは こういうワインを言うのかと皆さん納得!

番外は ドイツのリースリングなどを挟んで ドイツワイン も見直して頂いた後に 10月に還暦を迎えられたお客様が 久しぶりにワイン会にご参加下さったお客様への 歓迎の気持ちも込めて 1947年 ボルドー・オーメドック産の デュポス  を 提供して下さいました。そうです。還暦のワインです!
熟成した 60年の月日に包まれ 感動でした!
ワインとは 素晴らしいですね。時間と共存して生きてるという事を思い出させてくれます。
ふと 自分と同じ背丈のワインと自分を比べて 自分を誉めてあげたくなる。そんな思いに駆られませんか?
そして 最後(ここで一応お開きということになってますが)に ブルゴーニュの白ワインの グラン・クリュの コルトン・シャルルマーニュ2001年 ドメーヌ・カピタン・ガニュロ が登場!
樽香,果実味,酸味が豊かで 力強く 濃厚。良い余韻がいつまでも 続いていました。
その後に出た番外は・・・・・お開き後の事なので 申し上げられないのが残念です^^;

また 来月のワイン会は 春にテレビでご紹介され,空前の問い合わせを頂いた アメリカはカリフォルニアの 超有名な カレラ・ワイナリーのワイン達です。お楽しみに!