あと数日で長月も終わる、旧暦では8月8日、来週は中秋の名月という半月の夜、穏やかな時間を過ごしました!

今回のテーマは
『ブルゴーニュ地方、地区特集』

ということで ご提案したワインは・・・

MAURICE(モーリス)  VESSELE(ヴェッセル) BRUT(ブリュット) RESERVEE(レゼルヴ) グランクリュ
MACON(マコン) VERZE(ヴェルゼ) 2007 ルフレーブ
PULIGNY(ピュリニー) MONTRACHET(モンラッシェ) 1er(プルミエクリュ) CLAVILLONS(クラヴォワヨン) 2006 ルフレーブ
PULIGNY(ピュリニー) MONTRACHET(モンラッシェ) 1er(プルミエクリュ) CLAVILLONS(クラヴォワヨン) 1996 ルフレーブ
PULIGNY(ピュリニー) MONTRACHET(モンラッシェ) 1er(プルミエクリュ) CLAVILLONS(クラヴォワヨン) 1990 ルフレーブ
VOLNAY(ヴォルネイ) CLOS(クロ) DU() VILLAGE(ヴィラージュ) 1978 ベルナール・ド・ラグランジュ
VOLNAY(ヴォルネイ) 1er(プルミエクリュ) LES() CHAMPANS(シャンパン) 1977 ジョセフ・ヴォワイヨ



残暑が残る初秋のひととき、シャンパンで幕開け!モーリスの 爽やかさの中に クリ―ミーで重厚感のある秋から冬にかけて じっくり楽しめるシャンパン。
次は 珠玉のドメーヌ、ルフレーブ。
マコンは 爽やかな柑橘系の香が広がり クリーンな酸と ミネラルをベースにしっかりした味わい。「さすがルフレーブ」と言う声が!香りは甘い香りなのに 酸がしっかりしています。
そして ピュリニー・モンラッシェのヴィンテージ違いの飲み比べです!
2006年は果実味と豊かなミネラルと酸が 調和していて しっかりした構成を感じます。香りは甘く 酸は穏やか。木の皮の苦味も少しあって 大人の味です。
1996年は 全ての要素が練れ、咽越しスムーズ。ボリューム感のある味わい。余韻が心地よい。ここ数年がピークなのでは??香りも甘く 色は 2006年より少し濃い目です。
1990年は 19年の月日を感じる濃い黄金色の色合いと、熟成香(トーストや 干した麦わらやバニラの香)が広がり 粘性のある味わい。好みが別かれるワイン。
そして ヴォルネー。1978年のベルナール・ド・ラグランジュです。
色は以外に 枯れてなくて 赤みも少し感じます。30年の月日を愛でながら 味わいたい・・・・評価はそれぞれ・・・。弱いな〜と言う声も。
次のヴォルネーは、1977年のジョセフ・ヴォワイヨ。
やはり 蔵出し。ドメーヌの良さでしょうか、いい感じで、熟成したブルゴーニュの片鱗が伺えます。
なんとも 愛しいワインに変身。30年の月日に乾杯!


番外編・・・・素晴らしいです!大将、皆様、ありがとうございます!

バタール・モンラッシェ 2005年 ピーエル・モレ。
ルフレーブで醸造責任者として長年携わっていたピエール・モレのグレート・ヴィンテージ。完熟した果実味に バターやナッツ、バニラが混ざり 豊かな香が立ち昇っています。酸とミネラルをベースに複雑でボリューム感のあるしっかりとした構成。余韻が長く まさに偉大なワイン。
現在も楽しめますが 将来も楽しみ。

次はどういう訳か ボルドーが登場。ブルゴーニュばかりだと ボルドーが飲みたくなり、ボルドーばかりだと ブルゴーニュが飲みたくなるのは何故????

レ・フォール・ド・ラトゥール 2002年 
シャトー・ラトゥールのセカンドワイン。角が取れ、全体に練れた風味も加わり、滑らかで力強く複雑。ラトゥールの良さを今から楽しめそう。

今宵も 色々なワインに感動、感謝!
そして 夜は更けていきました・・・・ワインって面白いなあ・・・・
初参加の方が 旧知の友のように 思えました。これも ワインの力です^^